ワクチン接種をめぐる動きです。若い世代の３回目の接種率が伸び悩んでいることを受け、岡山県の伊原木知事は４月２２日、県内の大学などに接種推進の協力を求めました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「もうすぐＧＷ迎える。是非とも３回目接種が大事だということを、学生に訴えるためにも、学長の皆様方の協力を頂きたい」

協力要請は、県内２４の大学や高等専門学校でつくる「大学コンソーシアム岡山」の臨時会議で行われました。

岡山県内の３回目接種率は、１８歳と１９歳が２０．６％、２０歳から２４歳が２７．９％と、学生を含む年代で伸び悩んでいます。

会議では、各大学の接種推進の取り組みも示され、岡山大学は４月、学内に常設の接種会場を開設したこと、岡山理科大学は、学生全員に接種の希望調査をして、大規模接種につなげていることを報告しました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「行動範囲の広い活発な若い方々、大学生が３回目接種をどれくらいしてくれるか。一番役に立つのがワクチン接種。重症化しないから関係ないわけではない」

岡山県は、３回目接種推進のため、ゴールデンウィーク中に県営の接種会場で、予約なしでの接種を行うことにしています。