北海道の観光船事故を受けて、四国運輸局は４月２５日から四国４県のフェリー事業者に対し緊急の立ち入り点検を始めました。

このうち高松市の四国汽船の事務所には、運輸局や海上保安庁から７人が訪れ、安全運航の規定を守れているかどうかなど、約３０分にわたり聞き取り調査が行われました。

（四国運輸局海上安全環境部　植村忠之部長）
「最終的な原因は運輸安全委員会の調査を待たないといけないが、出航の基準を認識しているか、それを守る意識を持っているかどうか、そこをしっかり確認するのがポイント」

四国運輸局では、管内にある約２００のフェリー事業者に対し、旅客船の安全確保の再徹底を呼びかける文書を２５日付で配布したということです。