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子どもへのワクチン接種 不安ありは9割 副反応が出たのは…【岡山・香川】

2022.04.25

子どもへのワクチン接種 不安ありは9割 副反応が出たのは…【岡山・香川】

オミクロン株の拡大以降、子どもの新型コロナ感染が増えています。そんな中、3月始まった5歳から11歳の子どもへのワクチン接種。その現状について、岡山県のワクチン対策室長に聞きました。

(岡山県ワクチン対策室 矢吹真一室長)
「始まったばかりで接種率はまだ低い状況。情報が少ないのも理由と思っている」

5歳から11歳の子どもへのワクチン接種が始まって1カ月余り。岡山県内の最新の接種率は10.7%です。

実は子どものワクチン接種は、オミクロン株への有効性がはっきりしていないため、努力義務になっていません。それでも受けてもらいたいのは…

(岡山県ワクチン対策室 矢吹真一室長)
「基礎疾患がある子は重症化しやすい。接種してもらいたい」

OHKが先週、WEBで行ったアンケートでは、子どものワクチン接種に不安があるという人が全回答者の9割近くに上りました。

また、子どもを持つ保護者のうち、まだ接種するか決めていない人は約半数。子どもが接種した人のうち、副反応が出たと答えたのは約4割でした。

岡山県では子どものワクチン接種に関する相談窓口を設置。副反応などの相談に応じています。

(岡山県ワクチン対策室 矢吹真一室長)
「副反応は大人と変わらない。発熱・頭痛の報告がある。発生率はわからない。少ないかもしれない」

岡山県で子どものワクチン接種に対応している医療機関は229か所。基礎疾患のある子どもには接種してほしいとする一方、それ以外の子どもについては…

(岡山県ワクチン対策室 矢吹真一室長)
「県や国の情報、感染状況をみて接種を検討してほしい」

岡山県の矢吹ワクチン対策室長へのインタビューの詳しい内容は、OHKwebで配信しています。