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半導体関連産業を県がバックアップ 高松市の企業が新工場を整備 税制優遇など行う【香川】

2022.04.26

半導体関連産業を県がバックアップ 高松市の企業が新工場を整備 税制優遇など行う【香川】

車や電気製品に欠かせない半導体が世界的に不足する中、高松市の企業が国内での製造強化を見据え、新しい工場の整備を決めました。

半導体はあらゆる製品に使われる精密部品で、「産業のコメ」と呼ばれています。従業員29人の高松市の部品メーカー「プロテック」は、その半導体の製造に必要な機械部品を作っていて、今回、会社近くの約3500平方メートルの土地に新しい工場を作って製造強化を図ります。

半導体は新型コロナの影響などで世界的に製造が追いつかず、海外からの輸入に頼る日本では、国内に製造拠点を作る動きが活発化しています。

(プロテック 木村義春社長)
「半導体は3年ないし5年くらいは現状維持が続くと思うので新しい設備をしてユーザーの要望に応えたい」

成長の見込める半導体関連産業。県も行政手続きの支援や税制優遇措置などでバックアップ態勢を整えました。

(香川県 浜田恵造知事)
「世界的成長産業である半導体関連製品の製造を後押しする重要プロジェクトであると共に本県経済発展に貢献できると期待している」

新しい工場は2022年12月の稼働を目指しています。