コロナ禍の行動制限が無い状態で迎えた初めてのゴールデンウィークは後半に入りました。

丸亀市では３年ぶりに「丸亀お城まつり」が開かれ、まちのシンボルににぎわいが戻りました。

（前川裕喜記者）
「マスクの着用や手指消毒など、基本的な感染対策をして多くの人が楽しんでいる」

石垣の名城として知られる丸亀城を背景に、ステージショーなどが繰り広げられるこのイベント。オープニングでは、丸亀市の新しい観光親善大使がお披露目されたほか、地元中学校の吹奏楽部などがパレードし、３年ぶりの開催を盛り上げました。

（訪れた人は…）
「あまり祭りに来られなかったので、いろいろな学校や自衛隊などの 演奏を間近で見られて楽しかった」
「天気も良く、すごく気持ち良いので、みんな浮かれて、自分もすごく楽しんでいる」

３年前は２７万人を集めたイベント。手探りの開催となった２０２２年は以前のようにはできませんが、それでも１２万６０００人の集客を見込んでいます。

主催する団体の一つ、丸亀市は、大規模イベントを成功させることで、冷え込んだ観光面の回復に期待を寄せています。

（丸亀市　松永恭二市長）
「お城まつりは市内最大のイベント。この後(９月には)瀬戸内国際芸術祭、秋会期で(市内の)本島が中心。コロナに負けず、元気で明るいまちづくりに取り組みたい」

ウィズコロナ時代の新しいイベントの形を見せる「丸亀お城まつり」。丸亀城周辺で５月４日まで開かれます。