バスケットボールＢ２リーグ、西地区で優勝した香川ファイブアローズはプレーオフの準々決勝で４位の佐賀バルーナーズに２連勝し、準決勝進出を決めました。

（ブースター）
「すごく楽しみ」
「３年前までは、こんな時代が来るとは夢にも思わなかった」
「すごく応援しがいがある」
「勝つぞっていう気持ち」
「絶対に勝ってほしいです」

（岸下恵介アナウンサー）
「会場内とにかく熱気がすごいです。ブースターの声援を背に、頑張れファイブアローズ！」

Ｂ２、６シーズン目の香川ファイブアローズは初めてのプレーオフです。

この日は３Ｐシュートが冴えわたります。まずは谷口が決めて雄叫びをあげると…キャプテン兒玉が素早いドリブルから３Ｐ。圧倒的な攻撃力を見せつけ１９点差をつけて前半を折り返します。

ファイブアローズは後半に入っても攻撃の手を緩めず、テレンス・ウッドベリーはチーム最多の３１得点の活躍。飯田は４本の３Ｐを決めるなど、会場を沸かせます。

Ｂ１昇格に向けて負けられない佐賀も最後まで粘りを見せますが反撃もここまで。ファイブアローズがタフな２連戦を制しプレーオフ準決勝進出を決めました。

（香川ファイブアローズ　兒玉貴通主将）
「声援が力になるってこういうことだなっていう２日間だった。結果として、本当に２連勝で飾ることができて、チームの雰囲気も良い状態なので、これを崩さずにやっていきたい」

（香川ファイブアローズ　石川裕一ヘッドコーチ）
「一言ではなかなか言い表せないくらい簡単ではない目標だった。そこにあと一歩まで来ているので、何が何でもつかみ取りたいです。香川でブースターの皆さんと一緒にＢ１昇格を果たしたい」

準決勝は５月１３日から、ファイブアローズはホームで仙台と福島の勝者と対戦し、突破すればＢ１昇格が決まります。