高知県の早明浦ダムの貯水率低下を受け、国や四国４県などで作る協議会は、今後、ダムの貯水率が４５％以下となった場合、香川用水の供給量をさらにカットする第２次取水制限を行うことを決めました。

早明浦ダム周辺では２０２１年１２月以降、例年に比べて雨が少なく、香川用水に供給される水の量を２０％カットする第１次取水制限が２月から断続的に行われています。

５月１８日午前９時現在のダムの貯水率は、平年値を約４０ポイント下回る５６％で、国や四国４県などで作る協議会は、５月２１日以降、貯水率が、４５％以下となった場合、香川用水の供給量を３５％カットする第２次取水制限を始めると発表しました。

夏場は、農業用水の需要が高まることもあり、協議会では、今後の雨の状況を見ながら取水制限のタイミングを慎重に判断していくとしています。