結成３０周年を迎える岡山のプロオーケストラ、岡山フィルハーモニック管弦楽団に新しい指揮者が就任し、５月２０日、初の演奏会を前に意気込みを語りました。

（岡フィルの指揮者に就任した　秋山和慶さん）
「岡フィルで最初に指揮した時、団員の目つきが違うと思った。これは楽しみなオーケストラになるなと」

岡山フィルハーモニック管弦楽団の指揮者に就任した秋山和慶さんです。

作品への深い理解と巧みな指揮法で知られる秋山さんは、東京交響楽団の常任指揮者を４０年間務めたほか、広島交響楽団では終身名誉指揮者に就任、現在も全国各地の楽団を率いています。

岡フィルとは、これまでに共演経験もあり、２０２２年、結成３０周年の節目を迎える楽団側が秋山さんに就任を依頼していました。

岡山市では２０２３年、新しい市民会館、「岡山芸術創造劇場」がオープンすることもあり、秋山さんは、岡山の文化発展の一助になればと意気込みを語りました。

（岡フィルの指揮者に就任した　秋山和慶さん）
「日本で指折りの楽団となるにふさわしい状況が整っている。これから力いっぱい頑張っていきたい」

秋山さんの任期は５年間で、初となる演奏会は５月２２日、岡山市の岡山シンフォニーホールで開かれます。