2022.05.23
姉はオリンピック選手 自身は日本一 新体操・喜田未来乃選手 世界への挑戦【香川】
2022年3月に行われた新体操の全国高校選抜大会で1年生にして頂点に立った選手が香川います。2022年からシニアに転向し世界へ羽ばたく16歳を取材しました。
(喜田未来乃選手)
「こんにちは。よろしくお願いいたします」
5月13日、新体操で使う手具を持って練習場に姿を見せたのは、高松中央高校2年の喜田未来乃選手です。
171センチの長身と長い手足。そして、どこか見覚えがある表情。実は・・・ 喜田未来乃選手は、東京オリンピック、新体操日本代表の喜田純鈴選手の妹なんです。未来乃選手も姉と同じく香川を拠点に活動するエンジェルRGカガワ日中に所属し、姉をオリンピックに導いた劉宇コーチに指導を受けています。
未来乃選手は2022年3月、熊本県で行われた全国高校選抜大会に出場。4つの手具のうち3つでトップにたち、1年生にして総合優勝に輝きました。 (喜田未来乃選手)
「すごくうれしかったが 演技は完璧ではなかったので、次の大会に向けて直していきたい」
未来乃選手が新体操を始めたのは、5歳の時。 (喜田未来乃選手)
「姉が新体操をやっていて 送り迎えに一緒に行ってやってみたいと思った」 姉の影響で新体操の世界に飛び込んだ未来乃選手。劉宇コーチの下メキメキと力をつけ、次々とタイトルを獲得します。中学生の時には全国中学校選手権で2連覇を達成し、ジュニア日本代表として世界大会にも出場しました。 (喜田未来乃選手)
「ずっとみんなで努力して練習して、最後の全国大会で優勝できたことが達成感を感じたし、頑張ってよかった」
ジュニア時代から第一線で戦ってきた未来乃選手。その演技には姉の純鈴選手とは違った魅力があると劉宇コーチは言います。
(劉宇コーチ)
「しなやかさがある。姉(純鈴選手)がスピード感があって速く動けるタイプ。未来乃選手はしなやかさのある選手。美しさがある」 手足の長さを生かしたしなやかで伸びのある演技。新体操の採点基準は、2022年から芸術性をより重視するものに変更されていて、未来乃選手のしなやかさは、高得点を狙うための大きな武器です。
(喜田未来乃選手)
「自分しかできない技を 演技に入れられたら」
2月に16歳になりシニアの仲間入りを果たした未来乃選手。世界を舞台に戦う姉から学ぶことは多いと言います。
(喜田未来乃選手)
「すべてを先生(コーチ)に頼るのではなく 自分でも頭を使って練習したり、気持ちのつくり方とか練習に対しての気持ちとか学ばないといけないことは たくさんある」
そして5月末、シニアとして迎える初めての世界大会がポルトガルで開かれます。香川から世界へ…未来乃選手の新たな挑戦が始まります。 (喜田未来乃選手)
「シニアになって海外の試合にも出してもらったりするので、まずは結果ではなく印象を持ってもらえるような選手になりたい」
「オリンピックとか世界大会にたくさん出られるようになりたい」
(喜田未来乃選手)
「こんにちは。よろしくお願いいたします」
5月13日、新体操で使う手具を持って練習場に姿を見せたのは、高松中央高校2年の喜田未来乃選手です。
171センチの長身と長い手足。そして、どこか見覚えがある表情。実は・・・ 喜田未来乃選手は、東京オリンピック、新体操日本代表の喜田純鈴選手の妹なんです。未来乃選手も姉と同じく香川を拠点に活動するエンジェルRGカガワ日中に所属し、姉をオリンピックに導いた劉宇コーチに指導を受けています。
未来乃選手は2022年3月、熊本県で行われた全国高校選抜大会に出場。4つの手具のうち3つでトップにたち、1年生にして総合優勝に輝きました。 (喜田未来乃選手)
「すごくうれしかったが 演技は完璧ではなかったので、次の大会に向けて直していきたい」
未来乃選手が新体操を始めたのは、5歳の時。 (喜田未来乃選手)
「姉が新体操をやっていて 送り迎えに一緒に行ってやってみたいと思った」 姉の影響で新体操の世界に飛び込んだ未来乃選手。劉宇コーチの下メキメキと力をつけ、次々とタイトルを獲得します。中学生の時には全国中学校選手権で2連覇を達成し、ジュニア日本代表として世界大会にも出場しました。 (喜田未来乃選手)
「ずっとみんなで努力して練習して、最後の全国大会で優勝できたことが達成感を感じたし、頑張ってよかった」
ジュニア時代から第一線で戦ってきた未来乃選手。その演技には姉の純鈴選手とは違った魅力があると劉宇コーチは言います。
(劉宇コーチ)
「しなやかさがある。姉(純鈴選手)がスピード感があって速く動けるタイプ。未来乃選手はしなやかさのある選手。美しさがある」 手足の長さを生かしたしなやかで伸びのある演技。新体操の採点基準は、2022年から芸術性をより重視するものに変更されていて、未来乃選手のしなやかさは、高得点を狙うための大きな武器です。
(喜田未来乃選手)
「自分しかできない技を 演技に入れられたら」
2月に16歳になりシニアの仲間入りを果たした未来乃選手。世界を舞台に戦う姉から学ぶことは多いと言います。
(喜田未来乃選手)
「すべてを先生(コーチ)に頼るのではなく 自分でも頭を使って練習したり、気持ちのつくり方とか練習に対しての気持ちとか学ばないといけないことは たくさんある」
そして5月末、シニアとして迎える初めての世界大会がポルトガルで開かれます。香川から世界へ…未来乃選手の新たな挑戦が始まります。 (喜田未来乃選手)
「シニアになって海外の試合にも出してもらったりするので、まずは結果ではなく印象を持ってもらえるような選手になりたい」
「オリンピックとか世界大会にたくさん出られるようになりたい」