学校の部活動でのクラスターが相次ぐ中、香川県では５月２８日から四国インターハイの県予選が始まります。浜田知事は２３日、改めて感染防止対策の徹底を呼びかけました。

５月に入り県内では部活動でクラスターが１０件発生していて、１ヵ月で１５件だった４月に続き高い水準となっています。５月２８日からは３年ぶりに観客を入れる形で四国インターハイの県予選が始まるため、さらなる感染拡大が懸念されています。

浜田知事は２３日の会見で、ガイドラインや大会要項に基づき運営するとして、関係者に対して感染防止対策の徹底を呼びかけました。

（香川県　浜田恵造知事）
「新規クラスターの発生を抑え、安心して部活動をできるよう児童、生徒、保護者、教育関係者にも感染防止対策に理解と協力をお願いする」

また、県内の自治体で使用期限を迎えるとして５月末までに廃棄されるモデルナ製ワクチンは４万４０００回分に上ることが分かりました。若い世代で３回目接種が低調だったことなどが要因とみられています。