約１３００キロの大移動です。香川県琴平町で５月２７日と２８日の２日間行われる「四国金毘羅ねぷた祭り」を前に、高さ８メートルの巨大ねぷたが青森県から町に到着しました。

旅館の駐車場に到着したトレーラー。香川から１３００キロ離れた青森県弘前市から３日かけて運ばれた巨大ねぷたです。

香川県琴平町で５月２７日から２日間行われる「四国金毘羅ねぷた祭り」は、コロナ禍で中止が続いている町の一大イベント、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の代替イベントとして開催されるもので、谷口信平副町長がねぷた祭りで有名な弘前市の出身であることから企画されました。

ねぷたには、中止になった歌舞伎の公演で披露される予定だった演目、「義賢最期」の登場人物が描かれ、高さは、最大８メートルにもなります。

（琴平町　谷口信平副町長）
「弘前でも有名な絵師に描いてもらって、完璧なねぷたになっている。ダイナミックさはありつつ、歌舞伎の良さも取り入れた琴平と弘前のコラボ作品。琴平全体として頑張っていくぞという意思表示になればいい」

ねぷたは、２８日午後７時から、琴平町の中心街を２時間かけて練り歩きます。