国内で４種類目の新型コロナワクチンとなる、ノババックスのワクチンの接種が５月２８日、岡山県内で初めて県営接種会場で行われました。

アメリカの製薬会社、ノババックスが開発したワクチンは、ファイザーやモデルナと仕組みが異なり、これまでのワクチンでアレルギー反応が出た人などを対象に優先的に接種が行われます。

２８日は、岡山市北区の川崎医科大学総合医療センターにある県営接種会場で１５人が接種を受けました。

（接種した人は…）
「今回のはアレルギー反応が出た人でも受けられると聞いていたので、ずっと待っていた。安心して出かけられる」

（川崎医科大学小児科　中野貴司教授）
「選択肢が増えたことは素晴らしい。病気に対する免疫を付けるという意味で、自身がこれが良いと思うワクチンを選択してもらいたい」

県営接種会場では６月、希望する１８歳以上の人を対象に１４０人のノババックスのワクチン接種を予定してます。