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2022.06.15

パン作りに適した新しい小麦 「せときらら」の収穫が最盛期 出来は例年以上【岡山・津山市】

小麦の産地化に取り組む津山市で、パンに適した新品種、「せときらら」の収穫が行われています。2022年も麦の穂がたわわに実りました。

那岐連山の南に位置する津山市安井の畑です。コメの減反などで農家の担い手が少なくなる中、津山市は、農家の収益を上げようとJAや行政などが協力し2010年からパン用の小麦、「せときらら」の栽培を行っていて、2022年度は、29軒の農家が栽培に取り組んでいます。このうち、安井地区の農事組合法人AKファームでは、2021年秋にまいた種がたわわに実をつけ、収穫に追われています。

(農事組合法人AKファーム 影山啓介理事)
「例年以上に良い。春先から天候が良かったので 順調に生育している」

収穫は、6月20日頃まで行われ、収穫量は、全体で約270トンを見込んでいるということです。