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歴代4位の記録!全国に名を轟かせる“黒田家三銃士”3人目登場 インターハイ3000m障害【岡山】

2022.06.19

歴代4位の記録!全国に名を轟かせる“黒田家三銃士”3人目登場 インターハイ3000m障害【岡山】

2022年は四国で開催される高校生のスポーツの祭典、インターハイ。陸上の中国地区予選に臨む注目選手を紹介します。

70人の部員が在籍する玉野光南高校陸上競技部。
黒田 然00
2年生の黒田然選手は、2021年10月に行われた中国高校新人の3000m障害で、高校1年の歴代4位となる9分12秒97をマーク。2年生ながら注目の選手です。
黒田 然01
実は黒田選手のお父さんは…。1999年のインターハイ・3000m障害で優勝し、その後、中国電力で活躍した将由さん。

さらに2歳年上のお兄さんは、2021年、岡山県記録を更新する高校歴代2位のタイム(8分39秒79)をマークした朝日選手(青山学院大、写真右)です。
黒田 然02
3000m障害で全国に名を轟かせる黒田家三銃士。その3人目として期待がかかるのが黒田然選手なんです。
黒田 然03
(黒田家の次男 黒田然選手)
「3000m障害はラスト1周まで差があっても、前の人が落ちてきたり、自分が残ったらペースが上がったりするので、最後の最後まで結果がわからないところが面白い」
黒田 然04
幼い頃からサッカーで脚力を鍛えてきた黒田選手。
黒田 然05
最大の魅力は、兄をも超えるという力強い筋力から生まれるバネです。

障害レースでは、高さ91.4センチの障害物を、水濠を含め35回越えていきます。

黒田選手は、バネを武器にスピードを落とすことなく障害を越えることができ、ロスの少ないレースを展開できます。これが黒田選手の速さの秘密です。
黒田 然07
(玉野光南高校陸上競技部顧問 土井田匡徳先生)
「バネは兄(朝日選手)よりはあるので、バウンディングとか結構上手なところがある。得意なところを伸ばしながら走力を上げていけば、もっともっと上のところで戦えると考えている」
黒田 然08
5000mなどの記録更新を目指していたため、3000m障害では5月の岡山県高校総体が、今シーズン初の大会となったものの、日本人トップでフィニッシュし、強さを見せつけました。

(黒田然選手)
「兄(朝日選手)よりハードリングの技術を磨いたら、岡山県記録を抜く可能性は十分ある。最大の目標は三浦龍司選手(順天堂大)の8分39秒37(日本高校記録)を切りたい」
黒田 然10
陸上の中国大会は、島根県で6月17日から始まり、それぞれの種目の上位6人がインターハイの切符をつかみます。