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短い梅雨で水不足深刻 四国の水がめは”貯水率0%”の恐れ…早ければ7月中旬にも【香川】

2022.06.29

短い梅雨で水不足深刻 四国の水がめは”貯水率0%”の恐れ…早ければ7月中旬にも【香川】

梅雨の期間が異例の短さとなり、水不足への懸念が高まっています。

降水量が少ない状況が続いている影響で、香川県などに水を供給し「四国の水がめ」と呼ばれる高知県の早明浦ダムの貯水率は、6月29日午前8時現在、34.8%と平年を50ポイント以上、下回っています。

こうした状況を受け、香川用水では6月5日から水の供給量を35%カットする第2次取水制限が行われていますが、ダムの貯水率が30%になった時点で供給量を50%カットする第3次取水制限を始める予定です。

このまま雨が降らなければ、7月中旬にも貯水率が0%になる恐れがあるということです。

気象台によると降水量の少ない状況は、今後10日程度は続く見込みで、農作物や水の管理に注意を呼びかけています。