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2022.07.01

【被災地伝言板】4年前 店が全壊したうどん店⇒2人の息子へ【岡山・倉敷市】

「被災地伝言板」。倉敷市真備町などで多くの被害を出した西日本豪雨からまもなく4年を迎えます。被災地で今、伝えたいメッセージを聞きました。

【被災地伝言板】~今あなたがメッセージを伝えたい人は誰ですか?~

■倉敷市真備町箭田 さるや 
■手作りの麺が自慢のうどん店

(さるや店主 柴田勇樹さん)
「真備の見た目も少しずつきれいになっていって、うちの店も、町全体も、前のかたちに 戻ってきている実感はある」

■4年前 店は全壊 
■柴田さんを動かしたのは お客さんの存在

(4年前の柴田勇樹さん)
「お客さんの為にも早く再開できたらいいなと思う」

■2020年4月 新しい店舗で営業再開
■コロナ禍でひっそりとしたオープンに

「コロナはしっかり耐えていくしかないと思う。この地域をまず明るくする。飲食店ってそういう存在。皆さんが活気づいてくれるよう、明るい店にしていこうと常々思っている」

■明るい店作りに一役買っている サルのロゴ

「長男が保育園の頃に“サルの絵描いてみて”と言った時、さっと描いてくれた絵。気に入っている。さるやのロゴとして使用している。家族全員で、店を頑張ってやっている気持ちになれる」

【さるや 柴田勇樹さん⇒2人の息子へ】
「被災してから、あまり息子たちのことを構ってやれなくて、僕たちに言えないこともたくさんあったと思うけれど、店のことばかり自由にやらせてもらって、本当に感謝しています。これからは後ろで支えるので、一生懸命楽しく、人生を歩んでください」