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岡山市の水道20%カット…旭川水系の第2次取水制限開始 節水を呼びかけ【岡山】

2022.07.12

岡山市の水道20%カット…旭川水系の第2次取水制限開始 節水を呼びかけ【岡山】

岡山市などの水源、旭川水系ダムの貯水率低下を受け、7月12日午前9時から第2次取水制限が始まり、制限が強化されています。

12日朝、岡山市役所には市民に節水への協力を呼びかける懸垂幕が掲げられました。取水制限の強化は、旭川水系の主なダム旭川ダムと湯原ダムの急速な貯水率低下を受けて、今月8日の旭川水系水利用協議会の渇水調整会議で決まったものです。

2つのダムの合計貯水率は12日午前9時現在31.1%で、平年と比べ40ポイント以上下回っています。12日から始まった第2次取水制限で、カット率は上水道が現在の10%から岡山市のみ20%に、工業用水は10%から30%に、農業用水は30%から50%にそれぞれ強化されます。

(岡山市水道局企画総務課 服部 勝課長)
「平年と比べると(貯水率が) 2分の1以下という厳しい状態。少しでも市民の皆さんができる 節水をお願いしたい」

岡山市では地下水の使用量を増やすほか県の広域水道企業団を通じて吉井川から購入する水を増やすなどして対応するため、第2次取水制限が行われても市民生活に直接の影響はないとしていますが、引き続き節水を呼びかけています。