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2022.07.16

12年かけて復元…江戸時代の高松城跡『桜御門』一般公開始まる 空襲で焼失の史跡【香川・高松市】

高松空襲で焼失した史跡、高松城跡の桜御門の復元工事が終わり7月16日から一般公開が始まりました。

一般公開に先立って記念式典が行われ、関係者がテープカットをして完成を祝いました。桜御門は藩主の別邸「披雲閣」の正門にあたり、幅12メートル、高さ9メートルの堂々とした構えです。

元々、国宝への指定が内定していましたが高松空襲で焼失。設計図は残されていませんでしたが、高松市が当時の写真や発掘調査をもとに12年かけて復元にこぎつけました。

(高松市 大西秀人市長)
「江戸時代の高松城の在りし日の姿が後世にずっと残っていくことに喜びを感じている」

高松市はこの桜御門を市のシンボルとして活用するとともに、これをきっかけに天守閣復元の機運も高めたいとしています。