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念ずれば花開く…「祈りの詩人」坂村真民の世界 作品に込められた“優しさと愛情”【岡山・高梁市】

2022.09.02

念ずれば花開く…「祈りの詩人」坂村真民の世界 作品に込められた“優しさと愛情”【岡山・高梁市】

「祈りの詩人」として多くの人に親しまれてきた坂村真民の作品などを紹介する展覧会が高梁市で開かれています。

熊本県出身の坂村真民は、愛媛県で教職に就き、詩の世界に没頭。97歳で他界するまで数多くの作品を発表してきました。人生をいかに生きるべきか、自らに厳しく問いただしながら暮らしていた真民の作品には、優しさと愛情が込められていて「祈りの詩人」として親しまれてきました。

会場には真民の自筆による作品のほか、日記や詩を記していたノートなどの愛用品も展示されています。

(高梁市成羽美術館 吉尾梨加学芸員)
「自分の心と対話しながら見られるというのが坂村さんの詩の特徴だと思う。(坂村さんを)知らない人が多いかと思うが、今回初めて詩に触れることによって未来に対する考え方とかが少しでも明るくなればと思う」

「詩人 坂村真民の世界」展は、高梁市成羽美術館で9月4日まで開かれています。