食糧難で苦しむ外国の子供たちに食べてもらおうと、津山市の小学生が９月１５日、自分たちで育てたコメを収穫しました。

稲刈りをしたのは、津山市の高野小学校の２年生と５年生、合わせて１４３人です。

この活動は、西アフリカのマリ共和国で飢えに苦しむ子供たちへの食糧支援として、２６年前から行われています。

子供たちは鎌を手に、黄金色に実ったキヌヒカリの稲を刈り取り、ヒモで束ねました。

そして、それを木にかけて自然乾燥させる、昔ながらの「はぜかけ」を体験しました。

（児童は…）
「ちょっと怖かったけど、やってみたらとても楽しかった」
「マリの人に、おいしい米が届いてほしい」

２０２２年は約６００キロが収穫できる見込みで、コメは２０２３年１月、ＮＧＯ団体を通じてマリ共和国に送られます。