プロ野球ドラフト会議で、注目の高校生、高松商業高校の浅野翔吾選手が、巨人から１位指名を受けました。

（ドラフト会議の様子）
「巨人、浅野翔吾」
「阪神、浅野翔吾」

浅野翔吾選手を１位で指名したのは巨人と阪神。抽選で引き当てたのは…巨人でした。

（高松商業３年　浅野翔吾選手）
「昔から伝統ある読売ジャイアンツから1位指名されてほっとしている。私は身長が低いが、それを言い訳にすることなく、身長の低い選手に夢を与えられるような選手になりたい」

浅野選手は、高校通算６８本のホームランを誇る「世代ナンバーワン」スラッガーです。

高松市出身の浅野選手は小学３年で野球を始め、当時からプロの舞台を夢見て練習に励んできました。

屋島中学卒業後は、地元から甲子園を目指したいと高松商業高校に進学。２０２２年の夏の甲子園では、豪快なバッティングと類まれなる選球眼を武器に、３試合で３本のホームランを放つなど、全国にその名をとどろかせました。

巨人の原辰徳監督は、早くもその活躍に大きな期待を寄せています。

（巨人　原 辰徳監督）
「私自身も興奮しているし、浅野君も私と同じくらい興奮してくれていると思う。ジャイアンツの門をたたき、ユニホームを着てもらう。そのことを望んでいます」

夢見たプロの舞台へー。香川が誇る「怪童」の新たな挑戦が始まります。

（高松商業３年　浅野翔吾選手）
「小学校の頃から、たくさんの人に応援されながらここまで来られたので、少しでも早く 、1軍で活躍できるように頑張る」