いまが旬の珍しいナシの話題です。岡山市東区で栽培されているナシ、ヤーリーが、出荷の最盛期を迎えています。

「鴨梨」と書いてヤーリーと読むナシ。形が鴨が首をすくめたように見えることに由来し、現在は、国内で唯一、東区の雄神地区のみで栽培されているそうです。

このうち、石原直樹さんの果樹園でも、１０月中旬ごろに約２万玉を収穫し、味と香りを高めるための熟成期間を経て、出荷の最盛期を迎えています。

ヤーリーは、上品な香りとシャリシャリとした食感が特徴で、２０２２年は例年よりも実が大きく、味、香りともに上々の出来となりました。

（石原果樹園　石原直樹代表）
「ぜひ（ヤーリーを）手にとって、買い求めてもらいたい。お歳暮などに岡山生まれの果物をぜひ贈ってもらえれば」

ヤーリーは、主に、お歳暮などの贈答用やふるさと納税の返礼品としての需要があり、１２月下旬頃まで出荷されます。