全国有数のそうめんの産地、香川県小豆島で寒そうめん作りが最盛期を迎えています。

冬の日差しにきらきらと輝くそうめん。小豆島では、空気が乾燥し、雨が少ない気候を利用したそうめん作りが盛んです。

土庄町の中岡製麺所では、前日に仕込んだ生地を長さ２．３メートル、太さ０．８ミリに伸ばし、屋外で冷たい空気にさらしていきます。

太陽の日差しを浴び乾燥した潮風にあたることで、白さが際立ち腰の強いそうめんになるそうで、天日干しの作業は小豆島の冬の風物詩となっています。

（中岡製麺所　中岡健吾さん）
「そうめんの表面に、ごま油を塗っている。食べた風味も違う。それが小豆島の特徴」

寒そうめん作りは２０２３年３月末まで続くということです。