新商品の開発や、販路拡大に取り組む企業を下支えし、地域経済の活性化を図ろうと、おかやま信用金庫による助成金の贈呈式が、４月２１日、岡山市で行われました。

これは、おかやま信金の営業拠点がある県南エリアから持続可能で、地域の活性化につながる提案をした企業へ助成金を贈る事業です。

２次審査に残った１１社がプレゼンテーションした結果、１位となった岡山市の岡山薬品工業に、おかやま信金の桑田真治理事長から助成金１００万円の目録が手渡されました。岡山薬品工業は大量に廃棄される規格外のネギを材料にし、茶わんや箸などを製造する新しい事業を始めていて、フードロスへの取り組みなどが評価されました。

（おかやま信用金庫　桑田真治理事長）
「SDGsとか、環境を考えてとか、そういったこともマッチしていた。非常に身近なところであり、永遠の課題であり、両方に着目していた」

おかやま信金では新型コロナで傷んだ地域経済の下支えを目的に今後もこの助成金事業を継続したいとしています。