介護施設が行うデイサービスの送迎を人工知能ＡＩを使って効率化しようという実証事業が１１月２日から三豊市で始まりました。

実証事業は三豊市と市の社会福祉協議会、自動車メーカーのダイハツ工業が連携して行うもので、市内でデイサービス事業を手掛ける５つの介護施設を対象にします。

事業では介護施設が利用者の送迎を社会福祉協議会に委託し、ダイハツ工業は社協に人工知能ＡＩを使った送迎支援アプリを提供します。アプリを使って送迎に最適な道順の分析などを行うことで利用者の待ち時間を減らします。

（三豊市　山下昭史市長）
「これだけ人口減少を抱える中で人の移動というのは大きな問題。実証事業で町としてのメリットを期待したい」

事業は１１月末まで行われ効果や課題を検証することにしています。