春の巡礼の始まりを告げる島開き法要が、香川県の小豆島で営まれました。毎年恒例の風物詩ですが、コロナ禍で様変わりしています。
弘法大師の月命日にあたる毎年1月21日に行われている島開き法要、例年だと参拝者や島民が、土庄港でお遍路さんを出迎え、約500人が御詠歌を唱えながら約1キロを練り歩きます。
しかし、2021年は、新型コロナウイルスの影響で練り歩きは中止となり、小豆島霊場総本院での法要だけになりました。祈る内容も1年間のお遍路さんの道中の安全に、新型コロナウイルスの終息が加わりました。
小豆島の風物詩も2021年は異例の対応となっています。