岡山県新庄村でスマートフォンなどを使った電子地域通貨「もちん」の運用が始まりました。

ＱＲコードを読み込み、アプリをダウンロードする中学生。岡山県新庄村で始まった電子地域通貨「もちん」です。

特産のモチ米、ヒメノモチから命名されました。アプリに登録した人が地域活動などに参加すると「もちん」がもらえ、加盟した店などで商品に替えたりサービスを受けたりできます。

現在、１７の商店などが加盟していて、こちらの宿泊施設では訪れた人がコーヒーを注文すると「もちん」が付与され、もらった「もちん」をクッキーに交換していました。

（利用者は）
「アプリがあった方が関わりを持つきっかけになりすごくうれしい。」

（店の人）
「アプリで村のいろいろなお店とつながれる。村全体をよりよく知ってもらい新庄村を好きになってもらえれば。」

新庄村は「もちん」を住民以外の人にも利用してもらい、村の活性化につなげたいとしています。