2021.11.16
元CAが“玄米カイロ”を開発 捨てられるコメを減らしたい…コメ農家の娘の挑戦【岡山・岡山市】
売れ残って捨てられるコメを使い、冬に欠かせない商品が開発されました。
開発した岡山市のコメ農家の思いを取材しました。
(LELION 五賀晶子代表)
「おコメを、どうにか違う商品に変えて販売できないかと、今のブランドを立ち上げた」 岡山市で200年続くコメ農家に生まれた五賀晶子さんです。 2020年、コメを使った新しい商品を開発し、話題となっています。それは…
(LELION 五賀晶子代表)
「こちらが玄米カイロの大サイズ。これをお腹にあてたり、背中にあてて使用します」 五賀さんが開発したのは、寒い冬に活躍するカイロ。 一般的な使い捨てカイロと違い、中には玄米が入っています。 電子レンジで温めると、玄米の中の水分が蒸気になり、身体を温めてくれるという仕組みです。
(高田亜矢子記者)
「炊き立てのお米のような香りがします」 温かさは、約20分持続し、その後、玄米は、空気中の水分を吸収するので、300回以上、繰り返し使うことができます。 使っている玄米は、五賀さんの家に代々伝わる田んぼで収穫されたものです。 (Q・収穫は楽しい?)
(LELION 五賀晶子代表)
「楽しいです。青空の中」 しかし、新米が収穫される一方で、売れ残った古いコメは捨てられてしまうといいます。
(LELION 五賀晶子代表)
「こちらが去年の古い売れ残ったコメです。毎年出ますね。こういった古いコメを何か役に立てないかと始めた」 五賀さんは、大学卒業後、航空会社に就職。 キャビンアテンダントとして東京で働いていましたが、3年前、父親が体調を崩したことをきっかけに岡山に戻り、農業を手伝い始めました。 (LELION 五賀晶子代表)
「コメを売るとなるとライバルも多いので、新しいコメより、古い廃棄されるコメに目を向けて商品を形にしたい」
子供の頃から、気になっていたというコメのフードロス。何とか活用できないかと2020年、玄米カイロを開発し、インターネットで販売を始めました。 コロナ禍で、在宅勤務をする人などからリラックスアイテムとして人気を集め、1年で1000個を販売しました。 2021年は、大阪のデパートで店頭販売されるなど、評判は上々です。
(LELION 五賀晶子代表)
「私自身、客室乗務員で、色んな国や全国をまわったので、いつか世界で(玄米カイロが) 売れるようになったらうれしい」
開発した岡山市のコメ農家の思いを取材しました。
(LELION 五賀晶子代表)
「おコメを、どうにか違う商品に変えて販売できないかと、今のブランドを立ち上げた」 岡山市で200年続くコメ農家に生まれた五賀晶子さんです。 2020年、コメを使った新しい商品を開発し、話題となっています。それは…
(LELION 五賀晶子代表)
「こちらが玄米カイロの大サイズ。これをお腹にあてたり、背中にあてて使用します」 五賀さんが開発したのは、寒い冬に活躍するカイロ。 一般的な使い捨てカイロと違い、中には玄米が入っています。 電子レンジで温めると、玄米の中の水分が蒸気になり、身体を温めてくれるという仕組みです。
「炊き立てのお米のような香りがします」 温かさは、約20分持続し、その後、玄米は、空気中の水分を吸収するので、300回以上、繰り返し使うことができます。 使っている玄米は、五賀さんの家に代々伝わる田んぼで収穫されたものです。 (Q・収穫は楽しい?)
(LELION 五賀晶子代表)
「楽しいです。青空の中」 しかし、新米が収穫される一方で、売れ残った古いコメは捨てられてしまうといいます。
(LELION 五賀晶子代表)
「こちらが去年の古い売れ残ったコメです。毎年出ますね。こういった古いコメを何か役に立てないかと始めた」 五賀さんは、大学卒業後、航空会社に就職。 キャビンアテンダントとして東京で働いていましたが、3年前、父親が体調を崩したことをきっかけに岡山に戻り、農業を手伝い始めました。 (LELION 五賀晶子代表)
「コメを売るとなるとライバルも多いので、新しいコメより、古い廃棄されるコメに目を向けて商品を形にしたい」
子供の頃から、気になっていたというコメのフードロス。何とか活用できないかと2020年、玄米カイロを開発し、インターネットで販売を始めました。 コロナ禍で、在宅勤務をする人などからリラックスアイテムとして人気を集め、1年で1000個を販売しました。 2021年は、大阪のデパートで店頭販売されるなど、評判は上々です。
(LELION 五賀晶子代表)
「私自身、客室乗務員で、色んな国や全国をまわったので、いつか世界で(玄米カイロが) 売れるようになったらうれしい」