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海外2年目の苦難も…「自分のため」と前向き 世界で戦う15歳のレーサー“Juju” 今年は…【岡山】

2022.01.13

海外2年目の苦難も…「自分のため」と前向き 世界で戦う15歳のレーサー“Juju” 今年は…【岡山】

美作市出身のレーシングドライバー、Jujuこと野田樹潤選手。新しい世界に挑戦する15歳に2022年にかける思いを聞きました。

(Juju選手)
「こんにちは。」

Jujuこと野田樹潤選手は美作市出身の15歳。元F1ドライバーの野田英樹さんを父に持ち、小学4年生の時にF1の登竜門と呼ばれるF4で日本人最年少デビューを果たすと、国内大会を次々と制します。

2020年からは、さらなる高みを求めて拠点を海外に移し、デンマークでF4に参戦しました。

(Juju選手)
「勉強になりました。凄い学ぶことが多かった。」

日本人初の女性F1ドライバーを目指して奮闘するJuju選手ですが、海外2年目の昨シーズンは苦難の連続でした。

(Juju選手)
「昨シーズンは最初はアメリカに行く計画でアメリカに行って、でも思ったようにいかず車のトラブルとかあって、デンマークに戻る事になって、そのデンマークでもいろいろあってこういうのが初めての経験だったので、当初は何でこんなにうまくいかないんだろうということがすごく続いて。」

しかし、その経験は自らの成長につながったと言います。

(Juju選手)
「うまくいかない流れの時も走れないからこそ自分に何ができるのか考えられる年だったので、そこは自分のためになったと思う。車の構造を理解したり、いろんな人とコミュニケーションをとればよかったとか。」

そして2022年は、レーサーとして更にステップアップすべく幼いころから所属していたNODAレーシングだけでなく他のチームのドライバーとしても走ることを決めました。

(Juju選手)
「メインのレースは他のチームに入って走る。今までは自分としか比較できなかったがチームメイトと比較してここが足りていないとかここは自分のほうが速いとか、そういうことが分かるので楽しみ。」

2022年、成長を続ける15歳が新たなステージでどんな活躍を見せてくれるのか注目です。

(Juju選手)
「去年苦労して色々なトラブルがあって学べたことを実践する。そして、もっともっと成長していく年にしたいと思います。」