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「まん延防止」21日が期限も…全面解除を手放しで喜べない理由【香川】

2022.03.21

「まん延防止」21日が期限も…全面解除を手放しで喜べない理由【香川】

まん延防止等重点措置が3月21日まで延長されている香川県では、22日に措置が全面解除され、2カ月ぶりに日常が戻って来ます。

綾川町の人気うどん店、「山越うどん」です。

21日は3連休の最終日ということもあり、店の前には長蛇の列ができていました。ここまでの行列はコロナ禍では初めてで約2年ぶりということです。ようやく戻りつつある日常に店員からは安堵の声が聞かれました。

(山越うどん広報担当 清田建発さん)
「下手すれば店が潰れる可能性もある。大げさではなく有名店でもそんな感じ。この先、何が起きるかは分からないが、お客さんに貢献できるよう、一生懸命やっていく」


一方、丸亀市のレジャー施設「レオマリゾート」では…

(河野有紀記者)
「この3連休で少し賑わいを取り戻したという園内ですが、お客さんの数が例年ほどまでに戻るのは、もうしばらくかかるということです」

レオマリゾートでは「12万本のチューリップ祭り」など様々なイベントを行っていて、少しずつですが以前のにぎわいを取り戻しつつあります。

一方で、香川県内の感染者数は高止まりの状態が続いていて、重点措置の全面解除を手放しでは喜べない複雑な思いも抱えています。

(ニューレオマワールド 日高幸人支配人)
「感染症対策は今まで通り緩めずしっかりとやっていく。安心して遊びに来てもらえる環境作りはしっかり続けながら営業をしていきたい」

22日に全面解除されるまん延防止等重点措置、観光地では、引き続き感染防止と経済活動の両立という、難しい課題を抱えながらの日常が始まります。