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2022.05.26

【備えのツボ】氾濫危険情報が変わる~早めの避難へ予測で発表~【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。川の氾濫リスクが高まった時に気象庁などが発表する情報が、これまでより早く出されるようになります。

(防災士 新田俊介記者)
「岡山市の旭川です。河川の水位のレベル。きょうのテーマは上から2番目の氾濫危険水位に関する情報です」
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■「災害リスク高氾濫危険情報」

2018年7月6日、岡山市の旭川の映像です。このあと、氾濫危険水位に到達。氾濫危険情報が出されました。
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そして7日未明、同じ水系の砂川が決壊し、約2200世帯が浸水被害を受けました。
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■「早めの避難へ予測で発表」

警戒レベル4にあたり、避難指示発令の目安となる氾濫危険情報。その発表のタイミングが早くなります。
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現在は氾濫危険水位に達した時点で発表されていますが、6月13日からは、水位が急激に上がり、3時間以内に氾濫する可能性がある水位に達する見通しとなった場合、予測に基づいて発表されます。
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近年、集中豪雨で急激に水位が上がるケースが増えたことを受けた対応で、早い段階から警戒を呼びかけることができるようになります。
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そこで、押さえてほしい備えのツボはこちら。警戒レベル4の氾濫危険情報は発表されたら危険な場所から全員避難する段階です。

災害が目前まで迫っている状況ですので、避難所や建物の高い場所など、安全な場所に避難しましょう。
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