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北房地区に「里山里海交流館」誕生 山の自然・生物、川でつながる瀬戸内海の環境の学び場【岡山・真庭市】

2022.06.04

北房地区に「里山里海交流館」誕生 山の自然・生物、川でつながる瀬戸内海の環境の学び場【岡山・真庭市】

ホタルの里として知られる真庭市北房地区に、山と海のつながりについて学べる環境学習の施設が完成し、6月4日、開所式が行われました。

この施設は地区を流れる備中川が瀬戸内海につながっていることから、地域の生物や自然を知り海の環境を守ってもらおうと、日本財団が支援し建設されたものです。

完成した施設は木造平屋建てで、多目的ホールではホタルの生態などを映像で紹介し山や海の生き物について学べます。また施設に隣接した古民家レストランでは、瀬戸内海で採れた牡蠣の殻を使い真庭で育てた米を食材にした釜めしなどのメニューが味わえます。

(日本財団 海野光行常務理事)
「まずは自分たちの地域のこと、コミュニティのことをしっかりとわかってもらう。その拠点として使ってもらいたい。海のこと・里のこと・山のことを勉強してもらえたらありがたい」

施設を運営する北房観光協会は、今後この施設を活用して瀬戸内にある都市との交流イベントなどを開催したいとしています。