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2022.07.05

【被災地伝言板】カフェを開きたい…自宅が浸水 中学校も被災 あれから4年…高校生の夢【岡山・倉敷市】

「被災地伝言板」。倉敷市真備町などで多くの被害を出した西日本豪雨から4年を迎えます。被災地で今、伝えたいメッセージを聞きました。

【被災地伝言板】~今あなたがメッセージを伝えたい人は誰ですか?~

■製菓科で学ぶ高校生 川相愛佳さん

(おかやま山陽高校3年 川相愛佳さん)
「今は6時間。1日授業が終わった後に、木曜日以外は7時間目に補習をして、毎日勉強している」

■製菓衛生師(国家試験)受験までわずか
■猛勉強の日々
■4年前 真備町の自宅が浸水
■通っていた中学校も被災
■母校での卒業式は 叶わなかった

■愛佳さんの夢はー
「(真備町は)だんだん街灯ができて、店も増えて明るくなってきているが、夜まで開いている店がなくて暗い。私が地元の食べ物を使ったカフェを開きたい。お母さんやおばあちゃんが、車に「頑張れ真備」を貼って、動いていたけれど、4年たったので、外してオープンにいこうと。梅雨や台風がきたら怖いけれど、あまり深く考えず前を向きたい」

【おかやま山陽高校3年 川相愛佳さん⇒家族へ】
「家族のみんなへ。被災してからたくさん迷惑かけたけれど、おかやま山陽高校に行きたいと言った時、一人も反対せず、応援して、支えてくれてありがとうございました。これからも進路や夢に向かって迷惑かけると思うけれど、大人になって親孝行したいので、これからも一番側で見守ってください」