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2022.07.28

昔ながらの製法で…炎天下で三日三晩かけて乾燥 塩漬されたウメの天日干し【岡山・津山市】

この厳しい暑さの中、津山市で塩漬けしたウメを太陽にさらすウメの天日干しが行われています。

ウメの天日干しが行われているのは、津山市神代の「梅の里加工場」です。塩漬けされたウメは、近くの栽培地、梅の里公園で6月上旬に収穫された南光と甲州小梅です。

天日干しは、真夏の太陽にウメをさらし三日三晩かけ乾燥させる昔ながらの製法です。水分が抜けると塩分と酸味が調和され、うま味が出ておいしい梅干しになります。日差しが照り付ける厳しい暑さの中、組合員らは板の上にウメが均一に並ぶよう丁寧に広げていました。

(津山市神代梅の里管理組合 前原啓志組合長)
「春先の遅霜が無かったせいか、実太りも良いし、良いウメができた」

作業は、8月中旬まで行われ、約3万5000個のウメを干します。その後は、シソ漬けにして9月中旬には津山市の道の駅・久米の里などで販売されます。