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ダンボール彫刻家 動物をリアルに表現 等身大作品も…やかげ郷土美術館【岡山・矢掛町】

2022.08.02

ダンボール彫刻家 動物をリアルに表現 等身大作品も…やかげ郷土美術館【岡山・矢掛町】

ダンボールを素材に作り上げた、様々な野生動物などの作品を展示する展覧会が、岡山県矢掛町で開かれています。

ヒグマやマンドリル、ニホンカモシカなど、迫力ある野生動物たち、これらはすべてダンボールで作られた作品です。

やかげ郷土美術館で開催されているこの展覧会は、神奈川県在住の彫刻家・本濃研太さんの作品を集めたもので、岡山県内で初めて開かれている個展です。

会場に展示されている約100点の作品は、おわん型に成形したダンボールをいくつも木工ボンドでつなぎあわせ、動物などの形にしたあと、絵の具を塗って仕上げています。

動物図鑑などを参考に、頭の中で描いた動物たちを彫刻にしたという本濃さんの作品は、個性豊かでユーモラスな表情を見せています。

会場では自由に写真撮影ができ、訪れた家族連れらが、作品の前で記念写真を撮るなどしていました。

(やかげ郷土美術館 灰原しのぶ学芸員)
「リアルではないが、躍動感や生き物によって、いろんな生活があると思うが、そういった生き物の特徴も見てもらえればおもしろい」

この展覧会は、9月4日まで、岡山県矢掛町のやかげ郷土美術館で開かれています。