新型コロナウイルスのオミクロン株に対応するワクチンの接種が、９月２０日から始まります。１９日以降配送が始まり、岡山県には初週、約１６万２０００回分が入荷する予定です。県では、９月２０日に行われる県内自治体との会議で接種体制などを話し合います。

岡山県によりますと、現在までにわかっている、県内のオミクロン株対応ワクチンの入荷予定は次の通りです。

■初週（9/19～）
ファイザー製　14万7420回分
モデルナ製　　 1万4550回分
合計　　　　　16万1970回分

■第２週（9/26～）
ファイザー製　14万7420回分
モデルナ製　　 1万4500回分
合計　　　　　16万1920回分

■第3週（10/3～）
ファイザー製　11万2320回分
モデルナ製　　 1万4550回分
合計　　　　　12万6870回分

■第4週（10/10～）
ファイザー製　未定
モデルナ製　　 2万9000回分

県では、従来ワクチンを使い切る事にこだわらず、「新しいワクチンに切り替えていくと思う」としています。ただし接種対象者や接種体制については決まっておらず、９月２０日に行われる県内自治体や保健所を交えた会議で決定したいとしています。

オミクロン株に対応した新しいワクチンは、９月１２日に特例承認されました。厚労省は、１・２回目接種を終えた１２歳以上のすべての人が対象で、高齢者など４回目接種の対象者を優先するとしています。