四国こんぴら歌舞伎大芝居は新型コロナウイルスの影響で２０２３年の春も開催を見送ることが決まりました。開催断念は４年連続です。

９月２９日、こんぴら歌舞伎のオフィシャルサイトで開催見送りが発表されました。

こんぴら歌舞伎は香川県琴平町にある、現存する日本最古の芝居小屋「金丸座」で１９８５年から続く香川の春の風物詩で、役者の息遣いを近くで感じられる臨場感が醍醐味です。

推進協議会は感染防止対策を講じた上での開催を模索してきましたが、本来の醍醐味が損なわれるのは本意ではないとして今回の結論に至ったということです。

開催見送りは４年連続で、推進協議会はこんぴら歌舞伎の灯が消えることのないよう、２０２４年の開催に向けて準備を整えるとしています。