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2022.10.11

西日本豪雨から4年 最後の仮設住宅”撤去”始まる 9月に入居者がすべて退去【岡山・倉敷市】

西日本豪雨の被災者のために建設された仮設団地のうち、最後まで残っていた倉敷市真備町の「二万仮設団地」の撤去作業が、10月11日から始まりました。

二万仮設団地は、豪雨災害から約2カ月後に建設され、ピーク時には22世帯、57人が入居していました。その後、住宅の再建などで退去者が相次ぎ、9月に最後の2世帯、5人が退去したことから建物の撤去が決まったものです。

10月11日、作業員が棚や流し台、給湯器などを取り外していました。

(岡山県被災者生活支援室・森信二室長)
「建設型仮設住宅について、入居者がすべて退去されたということで、暮らし、生活の再建が着実に進んでいる状況。いわゆる“みなし仮設住宅”にはまだ数世帯入居し生活されているので、県としてはしっかりと一人一人に寄り添いながらサポートしていきたい」

建物の撤去作業は11月初旬には終わる見通しで、これで西日本豪雨後に県内に建設された8カ所の仮設団地はすべて撤去されることになります。