2022.10.18
「第8波」×「インフル」同時流行 経験したことがない状況に 22年の冬は正念場【岡山・香川】
新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されるこの冬、医療のひっ迫を防ぐカギとされるのが、ワクチン接種です。10月、接種が始まるBA.5対応ワクチンの特徴や乳幼児への接種について、専門家に聞きました。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「反転上昇の兆しがある。思い出さなければならないのは全数把握の中止で建前上の数。実際の数字は発表数字より多い」
第7波が落ち着いたのもつかの間、すでに「第8波」の兆しが見えていると話すのは、感染症に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授です。
第8波は過去2年、感染が広がらなかったインフルエンザとの同時流行で、これまでに経験したことがない状況になると指摘します。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「(インフルの)一番最初の立ち上がりのスピードが速い。グラフで言うと90度。短期間に大勢の感染者が出現する。医療のひっ迫が起こってしまう」
こうした状況を防ぐカギとなるのがワクチンです。岡山・香川でも国が特例承認したBA.5対応ワクチンの接種が10月から始まります。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「BA.5に対する中和抗体の数が多くできる。多くできることによって感染するリスクを下げるのではないかと言われている」
また、生後6ヵ月から4歳以下の接種も始まります。OHKがこの年齢の子供を家族に持つ人を対象に行ったアンケートでは、約75%が「受けさせたくない」と回答するなど、現時点では接種に消極的な人が多い結果となっています。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「Aちゃん、Bちゃん、Cちゃん違うわけです。ある子供はリスクが高い、慢性呼吸器疾患を持っている、慢性腎疾患を持っている。それぞれのお子さんに事情があるのでそれに従ってメリットとデメリットを比較していただく」
大きな正念場となりそうな2022年の冬。行動制限が無い今、重要なのは一人ひとりの意識です。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「病院に行く機会を少しでも減らしてほしい。例えば外出して道を歩くときに交通事故に遭わない、これまで以上に注意してほしい。慢性疾患がある人は薬の飲み忘れが無いようにしてほしい。そういったパーツを積み上げていって、救急外来のひっ迫は必然だが1つでも2つでも減らしてほしい。それが私たちの願い」
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「反転上昇の兆しがある。思い出さなければならないのは全数把握の中止で建前上の数。実際の数字は発表数字より多い」
第7波が落ち着いたのもつかの間、すでに「第8波」の兆しが見えていると話すのは、感染症に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授です。
第8波は過去2年、感染が広がらなかったインフルエンザとの同時流行で、これまでに経験したことがない状況になると指摘します。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「(インフルの)一番最初の立ち上がりのスピードが速い。グラフで言うと90度。短期間に大勢の感染者が出現する。医療のひっ迫が起こってしまう」
こうした状況を防ぐカギとなるのがワクチンです。岡山・香川でも国が特例承認したBA.5対応ワクチンの接種が10月から始まります。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「BA.5に対する中和抗体の数が多くできる。多くできることによって感染するリスクを下げるのではないかと言われている」
また、生後6ヵ月から4歳以下の接種も始まります。OHKがこの年齢の子供を家族に持つ人を対象に行ったアンケートでは、約75%が「受けさせたくない」と回答するなど、現時点では接種に消極的な人が多い結果となっています。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「Aちゃん、Bちゃん、Cちゃん違うわけです。ある子供はリスクが高い、慢性呼吸器疾患を持っている、慢性腎疾患を持っている。それぞれのお子さんに事情があるのでそれに従ってメリットとデメリットを比較していただく」
大きな正念場となりそうな2022年の冬。行動制限が無い今、重要なのは一人ひとりの意識です。
(関西福祉大学 勝田吉彰教授)
「病院に行く機会を少しでも減らしてほしい。例えば外出して道を歩くときに交通事故に遭わない、これまで以上に注意してほしい。慢性疾患がある人は薬の飲み忘れが無いようにしてほしい。そういったパーツを積み上げていって、救急外来のひっ迫は必然だが1つでも2つでも減らしてほしい。それが私たちの願い」