重さ２トンを超えるだんじりを激しくぶつけ合う勇壮な祭り、勝山喧嘩だんじりが真庭市で３年ぶりに行われました。

だんじりが激しくぶつかり合います。城下町、真庭市勝山地区に江戸時代から伝わる祭り、勝山喧嘩だんじりです。コロナ禍で中止になり、３年ぶりの開催です。

だんじりは全部で９基。１基の総重量は、２トンを超えます。鐘や太鼓が鳴り響く中、「オイサーオイサー」の掛け声とともに、激しくぶつけ合うと、会場は、久しぶりの熱気に包まれました。

（見物客は…）
「めちゃめちゃ楽しかった。本当に久しぶりで、ずっと待っていた」
（氏子は…）
「うずうずしていた。きょうは気持ちいい。コロナに負けず、けんかにも負けず、若い子が楽しむのを見て、次の世代を見た」

１０月２０日まで２日間行われた勝山喧嘩だんじり。今回は感染拡大防止のため、イベントのＰＲは控え、観客席も設置せずに開催されました。