２０２２年の新米を使った日本酒の初しぼりの神事が香川県多度津町の酒造メーカーで行われました。

西野金陵の多度津工場で行われた初しぼりの儀には、会社の関係者らが出席しました。盃に注がれた新酒が神前に供えられ、初しぼりを祝うとともに２０２３年６月頃まで続く酒造りの成功と安全を祈りました。

新酒に使われているのはこの秋収穫されたばかりの「オオセト」という酒米で、１０月１８日から仕込んでいたものです。西野金陵によりますと２０２２年は例年よりも気温の高い日が続きましたが、徹底した温度管理で品質を保ったため、上々の仕上がりになったということです。

（西野金陵　酒井史朗製造課長）
「イチゴやライチのようなフルーティーな香りとジューシーなうま味が調和した良い仕上がり」

この新酒は１１月２６日から店頭に並びます。