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2022.11.22

冷え込み厳しくなる「小雪」 ユズの産地は収穫で大忙し…香り良くなかなかの出来【岡山・久米南町】

11月22日は二十四節気のひとつ、小雪です。冷え込みが厳しくなり雪の季節を迎える頃とされていますが、岡山県久米南町では冬の鍋物に欠かせないユズの収穫作業がピークを迎えています。

岡山県のほぼ中央、久米南町は年間およそ80トン前後を出荷するユズの産地で、農家65戸が生産部会をつくり栽培に取り組んでいます。このうち久米南町仏教寺の山本長さん(91)の畑でも収穫作業に追われています。

山本さんによりますと2022年は雨が少なく霜が降りていないことから作柄が良く、多い日にはコンテナ20個分およそ300キロを摘み取っています。

収穫したユズは町内にあるJAの選果場に運ばれ、大きさや品質によって等級別に分けられ、岡山市や倉敷市などの市場に出荷されます。

(JA晴れの国おかやま ユズ担当 須藤凪さん)
「きれいなユズが多くできた。なかなか良い(出来)と思う。香りの良いユズがいっぱいあるので、よかったら食べてほしい」

収穫作業は12月初めまで続き、2022年は2021年並みの78トンの収穫を見込んでいます。