オミクロン株対応のワクチン接種を加速させます。高松市は１２月、受験生や年末年始に働く人に向けた集団接種を行うことを明らかにしました。

（高松市　大西秀人市長）
「今後、気温低下により、換気されにくい状況が懸念され、感染拡大を少しでも抑えるため、一人一人の自主的な感染予防対策を改めて徹底してほしい」

集団接種会場は、高松市役所など２カ所に１２月１６日から２９日までに延べ５日間設けられ、１９４０人分の枠が確保されます。

このうち１６日は、受験や冬休みを控えた中高生を対象に、午後７時から９時までの夜間に実施されます。

年末にかけ、感染の第８波やインフルエンザとの同時流行が懸念されていますが、高松市でオミクロン株対応ワクチンを接種した人は２万４５００人余りで、接種率は約５．８％と低迷しています。

市は、希望者全員が年内に接種できる体制を整える考えで、１１月２４日から専用のサイトと電話で予約を受け付けます。