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幻の備前焼「白備前」で作ったウサギの置物も 木村玉舟さんの作品展【岡山・倉敷市】

2022.12.02

幻の備前焼「白備前」で作ったウサギの置物も 木村玉舟さんの作品展【岡山・倉敷市】

幻の備前焼と言われる「白備前」で作った2022年の干支、ウサギの置物などを展示する作品展が倉敷市のデパートで開かれています。

乳白色の備前焼で作られたウサギの置物。愛らしい姿が見る人をひきつけます。「白備前」で2022年の干支、ウサギの置物を制作したのは、備前焼作家の木村玉舟さんです。木村さんは、江戸時代に栄え、その後途絶えてしまった白備前を研究・復活させ、毎年、この時期に干支の置物を作っています。

会場には、白備前を始め、木村さんが5年前から研究している閑谷焼で作った作品など約80点が展示されていて、愛らしい仕草をしたウサギや、本物そっくりに仕上げた野鳥などが訪れた人の目を楽しませてくれます。

(備前焼作家・木村玉舟さん)
「白備前は柔和な白い色で、有田焼などとは違い持っていると温かみが沸いてくる。昔ながらの白備前を手に取ってもらい、家族団らん幸せにやっていけたらいいと思い作った」

木村玉舟さんの作品展は、倉敷市の天満屋倉敷店で12月5日まで開かれています。