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2023.01.13

勝利の鍵は…目指せ上位へ 岡山シーガルズホーム戦 バレーボールV1女子【岡山】

バレーボール・V1女子、岡山シーガルズは、1月14日、岡山市で2023年最初となるホーム戦に臨みます。ここまでのシーガルズの成績は、3勝9敗の10位と苦しい戦いとなっています。

リーグも中盤戦、上位を目指すためには何としても勝ちたいホーム戦を前に、勝利の鍵をにぎるキープレーヤーに意気込みを聞いてきました。

ここまで3勝9敗の10位と苦しい戦いが続く岡山シーガルズ。思うような結果が出せないチームの状況を河本昭義監督はこう話します。

(河本昭義監督)
「どうしても計算通りにいかない。心の準備の足りなさ、過度に準備をしすぎて空回りする。チームの波が予測できないことが、去年ぐらいから起こっている」

今シーズン喫した9の黒星のうち3試合でフルセットまでもつれる接戦を落としています。チームを立て直すポイントとなるのが。

(河本昭義監督)
「シーガルズの武器である絆がポイント。チームのカラーが、大事なところで出るように頑張りたい」

「絆」をテーマに掲げるシーガルズ。そんなチームで今シーズンエースとして大車輪の活躍を見せるのが、高卒ルーキーの佐伯亜魅加選手です。破壊力のあるスパイクが持ち味で、試合のたびに自身の成長を感じていると言います。

(高卒ルーキーでエース 佐伯亜魅加選手 19)
「大事な時に相手の正面だけでなく、ブロックを利用したワンタッチでの点の取り方を少しずつはできてきた」

勝利に欠かせない若手の成長。そのためにはベテランとの関係が大切だと河本監督は考えています。

(河本昭義監督)
「金田選手の調子が上がってきている。空気に合わせて、ベテランがいかに良いアドバイスができるかをいろいろな場面で心がけている」

チーム在籍8年の金田修佳選手。鋭いスパイクを武器にエースとしてチームをけん引してきました。リーグのベスト6にも選出された経験を持つ攻撃の要です。

(在籍8年ベテランエース 金田修佳選手 26)
「エースとして大事なところで、どう力を出すかもそうだし、チームにどういう声かけだったり、空気づくりをしていけば良いのかを、人に合わせてやっていかないといけない時間が、昨シーズンよりも より多くなってきている」

ベテランと若手、絆バレーで上位浮上を目指すシーガルズ。いよいよ14日、2023年最初のホーム戦を迎えます。

(河本昭義監督)
「良い集中力の中で、自分のその日のベストを作り上げていってほしい」
(高卒ルーキーでエース 佐伯亜魅加選手 19)
「攻撃で相手のリズムを少しでも変えられるようにやっていきたい」
(在籍8年ベテランエース 金田修佳選手 26)
「相手に流されることなく、自分たちのリズムを貫き通して皆さんの期待に応えたい」

いよいよ14日、2023年最初のホーム戦が岡山市のジップアリーナ岡山で行われます。対戦相手は、日本代表も経験した石川真佑選手や黒後愛選手、そして、岡山市の就実高校出身の小川愛里奈選手や、2022年の春高を沸かせた深澤つぐみ選手らを有する東レアローズです。

OHKでは試合の模様をジップアリーナから実況生中継します。