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2023.01.18

大規模災害に備えよ 中四国9県の警察・消防・自衛隊などが参加し合同救助訓練【岡山・和気町】

豪雨による河川の氾濫などの大規模災害を想定した、警察と消防などによる合同救助訓練が、1月18日、岡山県和気町で行われました。

訓練は、線状降水帯が発生して岡山県東部を流れる吉井川流域で河川が氾濫し、大規模な被害が発生したとの想定で行われました。中国・四国地方の9県の警察や消防、自衛隊など約330人が参加し、埋没した車両や住宅から取り残された人を助ける手順などを確認しました。

このうち川岸では、西日本豪雨の経験から2021年に導入した水上バイクを使って孤立した人を救出し、ヘリコプターで搬送する訓練が行われました。

(岡山県警察本部警備課 大橋幸生次長)
「連携を図って合同で訓練することで現場指揮能力、安全管理能力の向上、事案の対処能力の維持を図っている。きょうはその訓練が充実してできた」

岡山県警は、こうした訓練を通じて災害時の体制作りを強化していきたいとしています。