2023.01.19
修学旅行の小型船が沈没 児童に島の景色を見せようとルートを変更し…事故報告書まとまる【香川】
2020年11月、坂出市沖で小学生ら62人を乗せた小型船が沈没した事故で、国の運輸安全委員会は事故調査報告書をまとめ、船長が水面下の岩の存在に気付かず乗り上げたことが事故の原因と結論付けました。
この事故は2020年11月19日の夕方、坂出市の与島付近で修学旅行中だった坂出市立川津小学校の児童52人を含む62人を乗せた船が沈没、4人がケガをしたものです。
国土交通省の運輸安全委員会が1月19日に公表した事故調査報告書によると、小型船の船長は事故直前、当初予定していた航行ルートからは見えない島の景色を児童に見せようと、急遽ルートを変更。目視で他の船がいないのを確認し、航行に支障はないと考えていましたが、水面下にあった岩の存在に気付かず乗り上げたことが事故の原因と結論付けられました。
報告書では今後の再発防止策として、海図などによる航行前の水路調査や水域の状況を計測し表示するGPSプロッターの適切な活用などを船長に要請しています。
この事故は2020年11月19日の夕方、坂出市の与島付近で修学旅行中だった坂出市立川津小学校の児童52人を含む62人を乗せた船が沈没、4人がケガをしたものです。
国土交通省の運輸安全委員会が1月19日に公表した事故調査報告書によると、小型船の船長は事故直前、当初予定していた航行ルートからは見えない島の景色を児童に見せようと、急遽ルートを変更。目視で他の船がいないのを確認し、航行に支障はないと考えていましたが、水面下にあった岩の存在に気付かず乗り上げたことが事故の原因と結論付けられました。
報告書では今後の再発防止策として、海図などによる航行前の水路調査や水域の状況を計測し表示するGPSプロッターの適切な活用などを船長に要請しています。