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2023.01.19

積雪計は「0センチ」 ゲレンデは芝むき出し…スキー場の雪不足が深刻【岡山・真庭市】

岡山県北では1月に入り気温が高い日が続き、雪不足でスキー場が営業休止を余儀なくされています。関係者は再開に向け、月末以降の寒波に期待しています。

芝がむき出しとなったゲレンデ。太陽が照り付けると春を思わせるような真庭市のひるぜんベアバレースキー場です。12月下旬にオープンしましたが、雪不足で1月14日の夜から営業を休止しています。

(ひるぜんベアバレースキー場・亀山秀雄さん)
「積雪計がゲレンデにある。0センチ。うっすら雪はあるが スキー場として滑走できる状況ではない」

背景にあるのが気温です。真庭市蒜山上長田の日ごとの最高気温を見ると、1月に入って18日間で、平年を上回ったのが15日。特に12日から3日間は10度を超えました。この気温では人工降雪機を使うこともできないといいます。

(ひるぜんベアバレースキー場・亀山秀雄さん)
「出だしは雪に恵まれて、客もたくさん来て喜んでもらったが、こんなに雪が消えてしまった」

本来ならウインタースポーツを楽しむ多くの人でにぎわうこの時期。県北では週末以降、一転して雪の降る日が続く予想で、営業再開へ、恵みの雪を待ち望んでいます。

(ひるぜんベアバレースキー場・亀山秀雄さん)
「1月末にかけて 今季最大の寒気ということで、それに期待している」

岡山県北ではこのほか、恩原高原スキー場と津黒高原スキー場でも営業を休止しています。