新型コロナの影響で運休していた高松空港の台北線が、１月１９日、約３年ぶりに運航を再開しました。高松空港の国際線再開は２つ目で、インバウンド客による経済活性化に期待が高まります。

（前川裕喜記者）
「午後５時５０分、約３年ぶりに高松空港にチャイナエアラインの機体が着陸しました。日本の人気ゲーム、ポケモンのキャラクターがデザインされた機体でお祝いムードを演出している」

高松空港の台北線は２０２０年２月以来の再開で、週４往復の定期運航が始まります。到着を前に空港では香川県の池田知事やチャイナエアラインの関係者などが出席して、記念のセレモニーが行われました。

（香川県・池田豊人知事）
「この再開を台湾と香川県の 文化面・教育面・社会面、いろんな意味で交流を 深めていきたいと思うし、当県の経済発展にも 生かせるよう努力したい」

四国で唯一４つの国際線を持つ高松空港は２２年１１月にソウル線が再開し、台北線は２つ目の再開です。１月２２日からは香港線のチャーター運航も決まっていて、コロナ禍前に約３２万人が利用した国際線のにぎわいが徐々に戻りつつあります。

台北線は午後６時５０分に台湾に向けて折り返し便が出発します。