映画やドラマの撮影を通じてまちを盛り上げた作品や地域を顕彰するロケーションジャパン大賞のグランプリに、映画「とんび」のロケ地となった岡山県が選ばれました。

（発表の様子）
「映画とんび、そして岡山県でございます。おめでとうございます！」

２月１６日、東京で行われた授賞式には、伊原木知事が出席し、表彰状を受け取りました。岡山県関係の作品がロケーションジャパン大賞でグランプリを受賞したのは初めてです。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「年末あたりから 岡山に風が吹いています。駅伝で倉敷高校が勝ったり、M－1でウエストランドが勝ったり、岡山旋風とも言われていますけども、その締めにふさわしいすごい風を きょういただいたと思っています」

「とんび」は、津山市出身の作家、重松清さんの小説が原作で、２０２０年１１月から約１ヵ月間、浅口市や笠岡市など県内８つの市と町で撮影が行われました。

各自治体が連携して撮影からＰＲまでサポートしたことや、主演の阿部寛さんが、カナダの映画祭で最優秀男優賞を受賞するなど、世界に岡山の魅力を発信したことなどが評価されました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「それぞれの地域の皆さんが、ロケ誘致に熱心に取り組んでくれている。これからもたくさんロケの話が来ると思う。ぜひみんなで盛り上げて、映像関係の皆さんを応援したい」

ロケーションジャパン大賞は、ロケ地情報誌の「ロケーションジャパン」が毎年行っているもので、今回は、４１の作品と５１のロケ地がノミネートされていました。